「美容液とクリームって両方必要なの?どっちが大事なの?」
という疑問に答えます。
この記事では、美容液とクリームの違いや効果、肌質別におすすめのアイテムや使い方について紹介します。
この記事がおすすめな人
- 乾燥肌や敏感肌の人
- 脂性肌やニキビ肌人
- 自分の肌に合ったスキンケアをしたい人
美容液とクリームは両方使うべき?
美容液とクリームは、どちらも肌に水分や油分を与えて保湿する役割があります。
しかし、必ずしも両方使う必要はありません。
自分の肌質や季節、気温や湿度などに合わせて使い分けることが大切です。
一般的には、乾燥が気になる肌質や季節は両方使うことで、より高い保湿効果が期待できます。
美容液で有効成分を肌に届けた後に、クリームで水分や有効成分を閉じ込めることで、スキンケア効果を強化してくれます。
逆に、脂性肌やニキビ肌など、皮脂の分泌が多い肌質や季節は、オイルベースの美容液やクリームを重ねて使うと、毛穴が詰まったり、脂っぽくなったりすることもあります。そ
の場合は、乳液だけで十分な場合もあります。
美容液とクリームの違いは?
美容液とクリームの違いは、「水分と油分の比率」です。乳液は水分が多く、クリームは油分が多い配合です。
また、乳液は潤いを与えるのが得意で、クリームは潤いを閉じ込めるのが得意という差もあります。
乳液は約20~30%、クリームは約30~40%、オイル美容液は約60~100%油分が含まれています。
油分が多いほど保湿力が高くなりますが、重さやベタつきも増します。
そのため、自分の肌の油分・水分バランスを考えて選ぶことが大切です。
肌質別におすすめのアイテムと使い方
では、具体的にどんなアイテムを選ぶべきか見ていきましょう。
肌質別におすすめのアイテムと使い方を紹介します。
乾燥肌・敏感肌
乾燥肌や敏感肌の場合は、美容液とクリームの併用がおすすめです。
乳液はしっとりタイプが◎です。美容液は、ビタミンC誘導体やレチノールなどのエイジングケア成分や、美白有効成分などが配合されているものが良いでしょう。
クリームは、角層の機能を高めるセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が豊富なものを選びましょう。
敏感肌の人は、パッケージに「敏感肌向け」「赤ちゃんも使える」などの表記があるアイテムを選びましょう。
それでもヒリヒリする場合は、「白色ワセリン」がおすすめです。
肌をやさしく守ってくれます。
混合肌
混合肌の場合は、乾燥が気になる部分のみ併用することがおすすめです。
テクスチャはお好みで選びましょう。
美容液は、毛穴が気になる人はビタミンC誘導体やサリチル酸などの毛穴ケア成分が配合されているものが良いでしょう。
クリームは、油分少な目のさっぱりタイプやジェルタイプなどがおすすめです。
混合肌の人は、TゾーンとUゾーンで保湿量を調整することが大切です。
Tゾーンは皮脂の分泌が多いので、乳液だけで十分かもしれません。
Uゾーンは乾燥しやすいので、美容液とクリームを重ねて使うと良いでしょう。
脂性肌・ニキビ肌
脂性肌やニキビ肌の場合は、乳液のみ使用がおすすめです。
テクスチャはさっぱりタイプが◎です。
美容液やクリームはオイルベースのものを避けてください。油分過剰で新たなニキビができる可能性があります。
脂性肌やニキビ肌の人は、抗炎症成分やニキビ予防成分などが配合されているアイテムを選びましょう。
また、ノンコメドジェニックテスト済みのものも安心です。
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美容液とクリームの正しい重ね付け方法
美容液とクリームを両方使う場合は、重ね付けする「順番」と「タイミング」に注意しましょう。
一般的にスキンケア製品はつけ心地の軽いものから始めるのが鉄則です。
そのため、軽やかで吸収性の高い美容液から塗り始め、水分を閉じ込めるクリームで蓋をするのが良いでしょう。
クリームを重ねるタイミングについては、美容液を塗ってから、30秒~60秒後に塗るのがベストです。
こうすることで、有効成分をしっかり浸透させ、スキンケア効果を最大限に引き出すことができます。
また、塗るときは肌に刺激を与えないように優しくなじませましょう。
ゴシゴシこするように塗ると、その刺激が肝斑(かんぱん)の発生にもつながってしまいます。
まとめ
美容液とクリームは、肌に水分や油分を与えて保湿する役割がありますが、必ずしも両方使う必要はありません。
自分の肌質や季節、気温や湿度などに合わせて使い分けることが大切です。
この記事では、美容皮膚科医に聞いた美容液とクリームの選び方や使い方を解説しました。
特に重要なポイントは以下の通りです。
- 美容液とクリームの違いは「水分と油分の比率」。乳液は水分が多く、クリームは油分が多い配合。
- 肌質別におすすめのアイテムと使い方は、乾燥肌・敏感肌は併用、混合肌は部分使い、脂性肌・ニキビ肌は乳液のみ使用が基本。
- 重ね付けする場合は、つけ心地の軽い美容液から始めて、30秒~60秒後にクリームで蓋をする。塗るときは肌に刺激を与えないように優しくなじませる。
自分の肌に合ったスキンケアをして、ふっくらと弾むような美しい肌を目指してみてくださいね。