「美容液とクリーム、両方使わないとダメなのかな…?」実は、あなたの肌質によって正解は全く違うのをご存知でしたか?
この記事を読めば、もうスキンケアで迷うことはありません。自分にピッタリなケア方法を見つけて、自信あふれる素肌を手に入れましょう。
【はじめに結論】この記事の結論を、ひと目で分かるように表にまとめました。
あなたの肌タイプは? | これがおすすめのケア方法! |
---|---|
乾燥肌・敏感肌 | 美容液もクリームも使って、しっかりW保湿するのがカギ。 |
混合肌 | 乾燥する部分だけクリームをプラス!賢い使い分けがポイントです◎ |
脂性肌・ニキビ肌 | 油分は控えめに。基本は乳液だけで十分なことが多いですよ。 |
美容液とクリームは両方使うべき?

「美容液とクリーム、結局どっちも使ったほうがいいの?」そんな風に迷った経験はありませんか。
どちらも肌にうるおいを与える大切なアイテムですが、必ずしも両方使う必要はないんです。大切なのは、ご自身の肌質やその日のコンディションに合わせて賢く使い分けること。
例えば、乾燥が気になる時期は、美容液とクリームの両方を使うことで、より高い保湿効果が期待できます。美容液で肌に嬉しい成分を届け、クリームで潤いにフタをする。この合わせ技で、スキンケア効果がぐっと高まるのです。
私も以前は「とにかく全部塗らなきゃ!」と思い込み、Tゾーンがテカってしまうことがありました。
でも、季節に合わせてクリームをお休みする日を作ったら、肌の調子がすごく安定したんです。無理に全部使わなくてもいいんだと気づきました。
逆に、皮脂の分泌が多い脂性肌やニキビ肌の方は注意が必要です。
オイルベースの美容液やクリームを重ねると、毛穴詰まりやテカリの原因になることも。その場合は、乳液だけで十分なケースも多いですよ。
美容液とクリームの違いは?
美容液とクリームの違いは、「水分と油分の比率」です。乳液は水分が多く、クリームは油分が多い配合です。
また、乳液は潤いを与えるのが得意で、クリームは潤いを閉じ込めるのが得意という差もあります。
乳液は約20~30%、クリームは約30~40%、オイル美容液は約60~100%油分が含まれています。
油分が多いほど保湿力が高くなりますが、重さやベタつきも増します。
そのため、自分の肌の油分・水分バランスを考えて選ぶことが大切です。
肌質別におすすめのアイテムと使い方
自分の肌質は分かったけれど、じゃあ具体的にどんなアイテムを選べばいいのでしょうか。
ここでは、肌質ごとにおすすめのアイテムと使い方を詳しく紹介します。
乾燥肌・敏感肌
乾燥肌や敏感肌の場合は、美容液とクリームの併用がおすすめです。
乳液はしっとりタイプが◎です。美容液は、ビタミンC誘導体やレチノールなどのエイジングケア成分や、美白有効成分などが配合されているものが良いでしょう。
クリームは、角層の機能を高めるセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が豊富なものを選びましょう。
敏感肌の人は、パッケージに「敏感肌向け」「赤ちゃんも使える」などの表記があるアイテムを選びましょう。
それでもヒリヒリする場合は、「白色ワセリン」がおすすめです。
肌をやさしく守ってくれます。

混合肌
混合肌の場合は、乾燥が気になる部分のみ併用することがおすすめです。
テクスチャはお好みで選びましょう。
美容液は、毛穴が気になるならビタミンC誘導体やサリチル酸など、毛穴ケア成分が配合されたものがぴったりです。
クリームは、油分少な目のさっぱりタイプやジェルタイプなどがおすすめです。
混合肌の方は、TゾーンとUゾーンで保湿量を調整することが美肌への近道。
脂性肌・ニキビ肌
脂性肌やニキビ肌の場合は、乳液のみ使用がおすすめです。
テクスチャはさっぱりタイプが◎です。
美容液やクリームはオイルベースのものを避けてください。油分過剰で新たなニキビができる可能性があります。
脂性肌・ニキビ肌の方は、抗炎症成分やニキビ予防成分などが配合されているアイテムを選ぶのが正解です。
ニキビの元になりにくいことを示す「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるものを選ぶと、さらに安心ですね。
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美容液とクリームの正しい重ね付け方法

せっかく良いアイテムを揃えても、使い方が間違っていたら効果は半減してしまいます。
美容液とクリームを両方使うなら、効果を最大限に引き出す「順番」と「タイミング」に注意しましょう。
一般的にスキンケア製品はつけ心地の軽いものから始めるのが鉄則です。
そのため、軽やかで吸収性の高い美容液から塗り始め、水分を閉じ込めるクリームで蓋をするのが良いでしょう。
クリームを重ねるタイミングについては、美容液を塗ってから、30秒~60秒後に塗るのがベストです。
こうすることで、有効成分をしっかり浸透させ、スキンケア効果を最大限に引き出すことができます。
また、塗るときは肌に刺激を与えないように優しくなじませましょう。
ゴシゴシこするように塗ると、その刺激が肝斑(かんぱん)の発生にもつながってしまいます。
以前は美容液のすぐ後にクリームを塗っていたのですが、どうも肌の上で滑るような感覚がありました。美容部員さんに「1分待ってみて」と教えられ実践したところ、ぐんぐん浸透していく感じが!ベタつかずに、もっちり仕上がるようになりました。
まとめ

美容液とクリームは、どちらも美肌づくりに欠かせないアイテムですが、必ずしも両方使う必要はありませんでしたね。
ご自身の肌質や季節に合わせて、上手に使い分けることが何より大切です。
この記事で解説した、美容液とクリームの選び方や使い方について、特に重要なポイントを振り返ってみましょう。
特に重要なポイントは以下の通りです。
- 美容液とクリームの違いは「水分と油分の比率」。乳液は水分が多く、クリームは油分が多い配合。
- 肌質別におすすめのアイテムと使い方は、乾燥肌・敏感肌は併用、混合肌は部分使い、脂性肌・ニキビ肌は乳液のみ使用が基本。
- 重ね付けする場合は、つけ心地の軽い美容液から。塗るときは肌に刺激を与えないように優しくなじませましょう。
ぜひ、ご自身の肌と相談しながら、最適なスキンケアを見つけてみてください。ふっくらと弾むような、自信の持てる素肌があなたを待っています。